2016年10月18日火曜日

棋力回復リハビリ。

ここ1か月くらいネトゲにうつつを抜かして棋力の維持のための努力と研鑽を放棄していた黒森さんでありますが、いきなりネット碁や大会に復帰してもいくらか下がった棋力では従前の水準では通用しないだろうということで、顔面神経麻痺でしばらく使わなかった頬の筋肉に低周波を打ち込んで無理やりビクンビクンと動かすが如くリハビリに努めないといけません。

ということでKGSのComputerGoRoomでBot相手にリハビリ対局するわけですが、4k~7kのAyaBotにやたらと勝ってしまったお陰で1dになってしまいバリバリのFakeRankじゃねえか弱っちゃったなあということで、自由対局専門のNeuralZというBotで打つことにします。
名前の通りニューラルネットワークのみで打つBotということで常時連番が振られた10くらいのアカウントがComputerGoRoomにいるので大体待たずに打つことが出来ます。
プロの棋譜を基にして大体3kくらいの棋力で学習元の棋譜に対して正解率が47%という学習結果は良いのか悪いのか。
AlphaGoがKGSの高段の棋譜を元にして確か63%だったか、やっぱDeepMind社半端ねーなということなのか、まあよく分かりませんw
KGS3kならもう少し打てるかなあと思われまして、レーティング対局をすれば4kへの降級に待ったなしではないかと桃割れます。
GreedyとProbabilisticと二つのタイプがあるらしく、Greedyは直訳すると強欲ということで焼きもちなタイプなのでしょうか。
Probablisticってのは確率性ということみたいなんですが、囲碁的にどういうことなのかよく分かりませんw
打ち比べるとGreedyの方が地合い先行型のような印象がありますが、本当のところどうなのかはさっぱりわかりませんw

2016年10月10日月曜日

ネトゲから帰って来る。

ここのところ1か月くらいはTree of SaviorというMMORPGに精を出していて、ほとんど囲碁をやってなかったのですが、シコシコとプレイしてレベル155まで上げたキャラの装備武器スカルボウ+1を間違って捨ててしまい、激しく動揺してプログラムをアンインストールして囲碁に逃げ帰ってきたというような次第であります。
ほぼ1か月の間、棋力の維持を怠ってきたわけで果たしてどのくらい力が落ちているのやらトホホというところですが、まあボチボチやっていきますかね。

とりあえず図書館から新着の棋書を二冊借りてきました。

 

「お悩み天国3」は相変わらずチクンさんの粋で酷い名回答が冴えわたっていて、何度も声を出して笑ってしまいました。
約1時間で読了しちまいましたが。

アルファ碁の解説書は予約順位二位ということで先客の貸出期間が終わるまで随分と長いこと待たされまして、やっとのことで借りられました。
こっちは流し読みで1時間で読了というわけにはいかない本なのでじっくり精読しないとイカンですな。
東京創元社の碁楽選書シリーズでこれだけが電子化されていて従来の碁客向けのみならず囲碁に詳しくない層に向けても広く売り込みたいという意図がアリアリと見えていまして、P.K.ディックの電気羊もどきな書名も一般受けを狙い過ぎた結果なのかななどと意地の悪いことを考えてしまいますw
それでもまあ、Amazonの囲碁カテゴリで和書のアルファ碁解説本が1位になっているあたり、未だにアルファ碁関連の話題の注目度は半端なく高そうであり、東京創元社の狙い自体は間違ってないんだろうなあとは思います。
書名の件では滑った感が拭えませんがw
1位になっている当該書籍は碁客向け棋書ではなく人工知能の解説本なんですけどね。

 

で、碁楽選書の方ですが、冒頭40ページくらいを費やして囲碁を全く知らない人に向けて基本的な囲碁のルール説明をしていますが、この後の絶望的にレベルの高い内容に対してどれだけ助けになるのか甚だ疑問だったりします。

そんなことで高尾山やメイエンさんが大盤解説で形成判断を間違えたあたりとか、アルファ碁定石、五線の肩ツキ、石塔シボリを巡るあれやこれやなど対局当時に物議を醸したところをこの本で検証してみるかなあと思っています。