2015年10月27日火曜日

松山帰省作戦(2)

帰省初日、夜行バスでJR松山駅横に朝9時に到着しましたらば、まずはかさ張る荷物を家に置いて千円カットでサッパリしてから松山中央図書館に行ってどんな棋書があるのかチェックします。


マイコミの古い目の本がいくつかありましてかえって目新しかった
りします。

 

やっぱり昔のマイコミの本は中味が濃いなあとつくづく思ったり。

それから大街道まで移動して日本棋院松山中央支部で腕試しです。


前回4月だったかに帰省した時には仕事が忙しくて囲碁をやる時間
的余裕のない状態が長く続いていたことがたたって内容的にかなり納得の行かない負け方が多かったので、今回は鈍った腕を叩き直してのリベンジ戦です。

午前11時過ぎから16時半頃まで7局打って5勝2敗、まあまあって感じでしょうか。
最初に二子局であとは全て置石無し、近接した棋力の人とのマッチングで三段プラスの棋力を示すことが出来たかなと勝手に満足します。

それでまあ係の人に聞いてみましたらば、都合が合えば参加したいと思っている11月1日の県知事杯囲碁大会は、変則リーグ戦だと勝手に思い込んでいたのですが、負けたら終わりのトーナメント戦という話でした。
最後まで残れば20時までかかるけれども、初戦で負ければ午前中にお疲れ様という幅のある時間設定が必要なようです。
まあ捕らぬタヌキの何とやらで勝ち進んで行くことを心配しても滑稽なだけなのですが、大会の日の夜の飛行機で東京に帰ろうと思っていたので、少しだけ考え込んでしまいました。

まあとにかく帰省後のリアル対局成績はまずまずであるかなというところ、鈍った棋力は若干戻ってきたようです。

松山帰省作戦(1)

諸般の事情で一週間ほど松山に帰省することになりました。
つか、いま夜行の高速バスで松山に帰る途中にスマホでテキストを打ち込んでいるんですけどね。

で、帰省している間が終日用件で埋まってしまうという事でもなければ、日本棋院松山中央支部で碁を打つなどして、うまい具合に、用件が終わる予定の日の翌日にあたる11月1日に愛媛県知事杯囲碁大会がありまして、県内在住でなくても県内出身者なら参加可ということなので、それに出るのも悪くないかなというところなのです。



蓋を開けてみないと分からない話が多いのでその様に出来るものだか分かったものではないのですが、とにかくその辺を念頭に入れて松山であれこれ出来たらいいなというところですねえ。

王座戦挑戦手合第一局大盤解説会。


 棋院のサイトで告知があって、王座戦第一局は仙台でやるのですが、大盤解説会は現地でやらずに主催の日本経済新聞本社にあるイベントスペースでやるということで、無料でやるという話、そういう事なら行ってみようかという気になります。

13時頃に家を出て京葉道路を自転車でひたすら東進、隅田川を渡って靖国通りに入り本郷通りで南に折れて程なく経団連ビルの隣にある日経本社ビルに到着です。



自転車を停める場所に苦労したりしつつ会場入りします。


14時半過ぎに会場入りしますと、既に半分以上席が埋まっていまして開始時間の15時にはほぼ席が埋まります。
ざっくり150人で満員御礼の状況でスタートです。
時折ジョークを交えつつ、成る程そういう事なのかと観ている俺らを唸らせる二十四世本因坊秀芳さんの解説とNHK 杯ですっかり手慣れた下坂さんの聞き手で大盤解説は立て板に水でトントンと進行します。


途中、次の一手クイズがありまして秀芳さんが指定するA からCまでの手とそれ以外の手を打つというDの選択肢があったのですが、素直ではない私はその他のD に入れて、外してしまいました。
賞品は村川王座、井山挑戦者、秀芳さんの色紙で、用意した数より正解者が多かったので抽選になっていました。
もう一つ懸賞クイズがあって、チラ紙にある布石の問題を正解したらパンダネットの有料会員サービスを2ヶ月無料で受けられるというものだったのですが、果たしてあれは正解だったのか。
後日郵送で何か良い物が届くといいなあw


激しい戦いの碁で形勢が二転三転する目まぐるしい展開、秀芳さんとしてはこれは作り碁にはならず中押しでの決着になると早い段階で踏んでいたのですが、意外や意外終盤になっても細かい感じで、大盤解説会終了目安時刻とおぼしき19時を過ぎたところで、仕上げの目算をして井山挑戦者の勝ちは動かないと確認をして終了となったのでした。


あーやっばり大盤解説会っていいなと再確認出来ました。
今度は11月7日にOVER 40トーナメント決勝の大盤解説会が市谷本院であったかと思いますので、ニコ生で中継をやらないようなら観に行くのもいいかなと思っています。


2015年10月24日土曜日

神田古本まつり@神田神保町。

10月23日は神田神保町界隈で古本まつりだと聞いて、ブックオフで108円の棋書を探すのに限界を感じていた黒森さんとしては行くしかねえだろ!ということで行って来ました。

12時頃に到着してまずは駿河台下交差点から靖国通り沿いの歩道に出されているワゴンを物色しますが、棋書がありそうな雰囲気が1㍉もありません。
それでも神保町の交差点のあたりで歩道側のワゴンには出ていないものの店頭に結構な数の棋書が並んでいるのを見つけます。



中に入ると地下一階に降りる階段のところと地下の売り場にこれまた沢山の棋書が並んでいまして、一通りチェックするのに結構時間がかかってしまいました。
いろいろ置いてある中からお値段と相談しつつ400円でこちらをお買い上げ。



巌正堂澤田書店は古本まつり期間中1000円以上買えば二割引しますとのことでしたが、歩道側ワゴンに棋書はなく店内の棚は前回来た時と変わらない品揃えだったので見送ります。

アカシヤは古本まつりののぼりこそ出ているものの特に何をやっているという風でもなく平常運転でしたのでこちらも早々に見送ります。
神保町の交差点を過ぎて専大前交差点まで見て回り、靖国通りから一本南の通りに下りて折り返し、15時くらいまで何やかんやで見て回りますが、これといったものがありませんで成果物は本一冊ということになってしまいました。

しかしこれは神保町に文句を言う筋合いではなくニワカがいきなり神保町で頑張ってもこんなモンでしょくらいの話じゃないのかなあと探しながら思っていたところでして、1日で性急に結果を求めるよりも中長期に渡って通いながら探索していくうちに思いがけず面白い本を見つけてしまうようなところが古書店探索の醍醐味であり、これからもあきらめずに通うのが良いかななどと思ったのでした。

2015年10月16日金曜日

棋譜並べ初心者の憂鬱。

思うところありましてなるべく1日のうち60分は時間を取って棋譜並べをするようになったのですが、最初は週刊碁に載っている「幻庵」とかの棋譜を並べようとして、ざっくり二図に分かれていて100手までとそれ以降とか次の手がどこにあるのか探すので一苦労で正直かなり辛くて心が折れそうというのがありましたもので、もうちょっと並べ易いのはないものかと本棚の肥やしになっている棋書群を当たってみましたら、日本囲碁連盟の通信教育囲碁講座の上級・二段・三段コースなどある辺りから1図あたりの手数が少ないものをセレクトして、これなら何とかなりそうだ、となっているところです。

思い返せば(遠い目)、もっぱら棋書で手筋や定石・死活・ヨセなど部分的なことばかり勉強して実戦でそれを試しては上手く行ったり行かなかったりの繰り返しで何とか免状三段まで押し通して来ました。
しかしここから先はそればかりでは容易には進めない領域、これまで何度か棋譜並べを習慣付けようとしては出来の悪い小学生の夏休みの宿題の絵日記のように三日坊主にも満たないザマで続かない駄目人間っぷりを晒してきたわけですが、懲りずにまたやろうと思い立ったわけですね。

即効性は無いと言われていますが、R-1ヨーグルトのように毎日続けていれば毎朝快腸な上にインフルエンザへにかかりにくくなるとか遅効性でご利益が出てくると信じて続けて行きたいなあと思っています。

まあ本当に飽きっぽい駄目人間なので今度も長続きしないかもしれないんですけどね。

2015年10月13日火曜日

二束三文の棋書を求めて。

最近は何かのついでに足を伸ばしてブックオフ巡りをして二束三文つまり108円で売られている棋書の中で何か目ぼしいものはないかと探しています。
江戸川区、葛飾区、江東区、浦安市辺りでさんざん探し回っての成果物がこんな感じです。

 

近場のブックオフで108円の棋書は大体買い尽くした感がありまして、あとは月イチくらいの頻度で何かのついでにチェックすれば十分かなと思われます。

そしてある土曜日のこと、そういえば週刊碁は日本棋院市谷本院二階にある売店に行けば土曜の夕方には早売りしているという話で、実際に一度買ったこともあるのですがその時は秋葉原のヨドバシに行ったついでに足を伸ばしたのであり、わざわざ早売りの週刊碁を買うためだけに往復の電車代を払うのも何かおかしな話だよなということで多少考え込むのですが、道すがら東向島や駒形・浅草界隈、入谷などを散策しながらチャリで行けば電車代は浮くよな?と無茶な発想が浮かんできまして、この前の土曜日に行ってきたわけです。
それで市谷の手前の神保町でまずアカシヤ書店に寄って面白そうな棋書は大体アカシヤ価格であることを確認して、一般の古書店でそこそこ棋書の品揃えのあるところはないものかと探して回ることにします。
ほどなくアカシヤからそう離れていない靖国通りを挟んだ反対側辺りで、幅900の棚に5段くらい囲碁の本が並んでいる店を見つけます。



値段も無いプレミアを無理矢理ふっかけるようなものではありませんで極めてリーズナブルです。
ということで書き込みアリで状態に難がある100円モノを買うことにします。


書き込みがあると言っても盤面に黒丸や白丸が書き込まれているわけではなく、問題図の脇に「レ点」が打ってある程度なので実用性には問題ありません。
これは良い買い物が出来たねとホクホク顔で店を出て、一路靖国通りを東へ、九段の坂を立ちこぎで上って日本棋院市谷本院に到着します。
到着したのが15時半過ぎ、ちょっと早く着きすぎちゃったかな、まだ早売りはやってないかもとか思いつつ二階の売店へ行って見ましたらばもう売っていました。
早く出る日もあるのねと早速買い求めまして、その他売り場を多少チェックして早々に棋院を後にします。
行きはあちこち寄り道しましたが、帰りは靖国通りから千葉街道をひたすらまっすぐ帰りまして大体90分くらいで小岩に帰り着きました。

市谷までの16㌔くらいだったら案外無理なくイケル!と変な自信がついてしまったので、これから毎週土曜日は天気が良ければ自転車に乗って神保町で棋書漁りをしてから日本棋院で週刊碁の早売りをゲットすることにしようかなと思い始めていますw

2015年10月5日月曜日

黒森ガマンの白番。

その後の囲碁クエスト13路ですが、1800前後でウロウロしているようなところ、現時点で具体的に言いますと、46勝18敗でレートが1812というところです。

相変わらず黒番で天元両三々で仕掛けてますが、素直にカカった方が行けるんじゃねえの的な疑問が若干湧いてくるところもありますが、もうしばらくこれで行ってみるかなあと。
白番は今のところ両三々で行っていますがとにかく忍耐を強いられつつ相手の隙を見て切り返すところが無いととてもとても厳しい感じで無駄に疲れますw


棋譜再生


この局も白番でガマンの展開、黒29が一手パスに近い手だったので、二子の元ツギなんて無視して白30の横ブッツケからどこかの棋書で習ったパターンで走ってやっと白優勢かなという状況に漕ぎつけました。



黒29で右辺に二間トビとか大ゲイマヒラキなどされていたらさらにガマンの展開を続けさせられていてそのまま負けちゃうことも充分に有り得たかなあと。

一度1790までレートを下げて現在ジワジワ復活中なのですが、九路でレートが1880なのでそこまで何とか伸ばしたいなというのがありますが、なかなかに厳しそうです。