2018年3月23日金曜日

十段戦第二局現地大盤解説会。

Youtubeの日本棋院公式チャンネルで現地大盤解説会の中継をするんじゃないかなという気がしましたが、せっかく申し込んで抽選の結果当選して入場券が送られてきているので行って来ました。

第二局は埼玉県戸田市での開催、東京から見て荒川を越えてすぐのところにあるので小岩からの時間距離はdoor to doorで1時間半くらいですかね。
意外と近場でした。

13時半開始で13時開場のところを12時過ぎに現場に到着してしまったので会場の戸田市文化会館の南隣にある庭園で100円ローソンで買ったおにぎりでも食うべとベンチに座るなり餌をばらまく人と認識されてしまったらしく大量の鳩による襲撃を受けて大いにビビる事案が発生、AC部の動画みたいな話になってしまいました。



会場の設営が150席で事前申し込みでそれを上回る申し込みがあり抽選ということで開始時には席がほぼ埋まりました。
ただ、平坦な会議室に大盤を設置しての解説会でしたので、棋院の二階ホールで壇上にある大盤を見上げる形とは異なり前の人が邪魔で大盤の下辺あたりがとてもとても見辛いなどありまして見ていて疲れるところがありました。
加えて近くの席の爺さんが解説を聞きながら「なるほどねえ」だの「そうなんだあ」とか「すごいねえ」などといちいち声に出して相槌をうつのがやかましくて気が散って仕方がねえよとか、携帯の着信音やメール等の通知音がひっきりなしに方々から聞こえて来て何でお前らは会場に入る前にスマホの設定で音を切らないのかとか環境的になかなか厳しいものがありました。
会場後方にビデオカメラが設置されていましたのでやっぱりYoutubeで中継するんだろうなあと思われまして、これから先はもう遠出せずにYoutubeで現地大盤解説の中継を見て済ませるということでいいのかなという考えも浮かんで来たりもしますが、さてどうしたものか。

解説は良く通るデカい声に定評のあるメイエンさん、聞き手はいつまでたってもお美しい吉原由香里さんの豪華コンビでした。





















途中でパンダネット解説の瀬戸大樹八段と記録係で手空きの外柳是聞二段の二人でゲスト解説がありまして、トークはほどほどに含みとしてある諸変化を並べまくってもらえました。





















対局の方は幽玄解説の金秀俊八段、現地大盤解説のメイエンさんともに「解説不能です」とサジを投げるような難解極まりない進行が続きましてなかなか解説した通りの展開にならないし着手の意図を説明できない場面がしばしばありまして、棋聖戦でもそういう場面が度々ありましたが井山さんの番碁を解説するのは本当に大変なんやなと少しメイエンさんを気の毒に思いました。

最終的には黒番の井山さんがコウ争いを譲っても白番村川さんの左下の石に二眼出来ないことが確定して井山さんの中押勝ちになりました。
終局後の対局室での検討もほどほどに対局者二人が解説会会場に現れましてメイエンさんを交えて大盤で検討をやってもらえました。
二人して「難しい」「分からない」と口にしてましてそりゃ解説されてる俺らも分からんわなとw





















王座・天元・棋聖戦に引き続いて井山さんが押し切ってしまいそうな流れですかねえ。
個人的にはあまりに一方的なのも盛り上がりに欠けるので少しくらいもつれてくれた方が有難いのですがそういう雰囲気が微塵も感じられないのですよね。

それで次なんですが3月31日にグランドチャンピオン戦の決勝が行われることになっているはずなんですが大盤解説会等の情報が今のところ全然出てないのでどうなってるのかなと首を傾げています。
囲碁プレミアムの電子ガイドでは31日に中継する予定になってるのですが、いつもの棋院の悪い癖で間際になって案内が流れて来る感じなのですかねえ。


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