24勝14敗2ジゴでレートが1830まで上がりました。
画像は41局目に勝った後のものなので微妙に違いますが、まあこんな感じです。
その41局目がこんな感じですね。
棋譜再生
レートではこちら白番1830、向こう黒番1836で非常に近接したところでの一局です。
10手目にツケてきたので少し考えて上辺星に下ハネして謝るのもシャクなのでノビて相手の出方を伺ってみます。
天元にノビてきたら今度こそ上辺星にハネて白オサエ、黒キリで白やれるという算段だったのですが、いきなり二子の頭をハネて来られたらちょっと面倒臭いなあと思っていたのですが、こちらの勝手読みに沿った形で打ってきてくれました。
白ハネに黒切り違いで、黒7・9の二子をダメヅマリにしようと気合でハネ上げたんですが、一路上に横ノビして大人しくしておいた方が後々に味が悪くならなくて良かったのかなと反省するところです。
黒13に守って白14アテは利かしておくかな、黒15ツギで白の手番です。
アテてさあどちらから押さえますか、隅から押さえると二子を捨てられて反対側の隅で台湾定石っぽい石塔シボリもどきが出来てあまり幸せになれそうにない雰囲気かなと思い、反対側から押さえることにします。
この辺はあまり読みきれてなくて何か良くない雰囲気というだけですね。
後で並べてみたら確かにそうだったという結果オーライ。
それで結局押さえた結果、順当に左上隅は白地になります。
これで普通なら白コミ7目も考えればこちらの勝勢としたものなのですが、一応形上の急所である黒25の受け方を間違えて雲行きが怪しくなってきます。
どちらかにグズんでおけば何事も無かったように思うのですが、カタツギから黒27の下ツケが予想外で頭がフットーしてしまいます。
わざわざ身ダメを詰めてから外押さえとか良く分からないことをやってしまいました。
内側から押さえておけばまだ余裕で白地合有利だというのに何をトチ狂っているのやら。
引いた後、フトコロを広げて黒37サガリが利かないので白38で二の一にオキ、部分的には二眼作れなさそうな雰囲気。
向こうも余裕が無いようです。
黒39サガリに白40・・・って内側から身ダメを詰めるな阿呆、ウッテガエシになるから外から行かんかい!という話で時間切れにビビって判断力がまともに働いておりません。
あー、情けない。
黒41外からの押さえにガンガン内側からダメをつめる馬鹿・・・もうね、免状を剥ぎ取られても文句の言えない酷さです。
黒43のサガリは下をくぐって渡られるのが嫌なので白44にサガリます。
そこで黒45の押さえにまだダメが二つ残っているのにぶち抜きます。
抜かずに右上隅二の一で隅の曲がり4目で死ぬじゃん!
黒47で生きに来たので白48と二の二で白から見て後手セキで、黒が左下のスソアキを押さえて白ハネツギで・・・でも後手セキを無視してスソアキに飛び込んだ方が得なのかな?とか思っていたのですが・・・黒が最後の最後にこのままでセキだと勘違いしたのか手入れを怠ったため、右上が死んでしまう事件が発生してしまいます。
仮にセキで何事も無かったとしてもまだ白が少し良いみたいなのですね。
まあ何事も無く普通に勝つことが出来た碁をここまでイカレた回り道進行で勝つなどというのは後で検討すると顔から火が出るような思いになるわけですが、棋譜が残る分には多少なりとも振り返って検討しないとその日の晩の寝つきが悪くなる性分なもので、ネチネチと終わった碁を振り返っているような次第です。
今の感触だと1800台半ばくらいでレートが落ち着きそうな感触ですが、さて13路に行ったものかもうしばらく9路で続けたものか、少し思案してみますかね。