2015年8月29日土曜日

囲碁クエスト検討。

九路盤囲碁クエスト、最初の40局終わりました。
24勝14敗2ジゴでレートが1830まで上がりました。
画像は41局目に勝った後のものなので微妙に違いますが、まあこんな感じです。


その41局目がこんな感じですね。


棋譜再生


レートではこちら白番1830、向こう黒番1836で非常に近接したところでの一局です。
10手目にツケてきたので少し考えて上辺星に下ハネして謝るのもシャクなのでノビて相手の出方を伺ってみます。


天元にノビてきたら今度こそ上辺星にハネて白オサエ、黒キリで白やれるという算段だったのですが、いきなり二子の頭をハネて来られたらちょっと面倒臭いなあと思っていたのですが、こちらの勝手読みに沿った形で打ってきてくれました。
白ハネに黒切り違いで、黒7・9の二子をダメヅマリにしようと気合でハネ上げたんですが、一路上に横ノビして大人しくしておいた方が後々に味が悪くならなくて良かったのかなと反省するところです。
黒13に守って白14アテは利かしておくかな、黒15ツギで白の手番です。


アテてさあどちらから押さえますか、隅から押さえると二子を捨てられて反対側の隅で台湾定石っぽい石塔シボリもどきが出来てあまり幸せになれそうにない雰囲気かなと思い、反対側から押さえることにします。



この辺はあまり読みきれてなくて何か良くない雰囲気というだけですね。
後で並べてみたら確かにそうだったという結果オーライ。

それで結局押さえた結果、順当に左上隅は白地になります。
これで普通なら白コミ7目も考えればこちらの勝勢としたものなのですが、一応形上の急所である黒25の受け方を間違えて雲行きが怪しくなってきます。


どちらかにグズんでおけば何事も無かったように思うのですが、カタツギから黒27の下ツケが予想外で頭がフットーしてしまいます。
わざわざ身ダメを詰めてから外押さえとか良く分からないことをやってしまいました。
内側から押さえておけばまだ余裕で白地合有利だというのに何をトチ狂っているのやら。


引いた後、フトコロを広げて黒37サガリが利かないので白38で二の一にオキ、部分的には二眼作れなさそうな雰囲気。
向こうも余裕が無いようです。
黒39サガリに白40・・・って内側から身ダメを詰めるな阿呆、ウッテガエシになるから外から行かんかい!という話で時間切れにビビって判断力がまともに働いておりません。
あー、情けない。


黒41外からの押さえにガンガン内側からダメをつめる馬鹿・・・もうね、免状を剥ぎ取られても文句の言えない酷さです。
黒43のサガリは下をくぐって渡られるのが嫌なので白44にサガリます。
そこで黒45の押さえにまだダメが二つ残っているのにぶち抜きます。
抜かずに右上隅二の一で隅の曲がり4目で死ぬじゃん!


黒47で生きに来たので白48と二の二で白から見て後手セキで、黒が左下のスソアキを押さえて白ハネツギで・・・でも後手セキを無視してスソアキに飛び込んだ方が得なのかな?とか思っていたのですが・・・黒が最後の最後にこのままでセキだと勘違いしたのか手入れを怠ったため、右上が死んでしまう事件が発生してしまいます。


仮にセキで何事も無かったとしてもまだ白が少し良いみたいなのですね。
まあ何事も無く普通に勝つことが出来た碁をここまでイカレた回り道進行で勝つなどというのは後で検討すると顔から火が出るような思いになるわけですが、棋譜が残る分には多少なりとも振り返って検討しないとその日の晩の寝つきが悪くなる性分なもので、ネチネチと終わった碁を振り返っているような次第です。

今の感触だと1800台半ばくらいでレートが落ち着きそうな感触ですが、さて13路に行ったものかもうしばらく9路で続けたものか、少し思案してみますかね。

2015年8月26日水曜日

諸事雑感。

1.囲碁プレミアム
8月10日にサービスを開始したばかりの囲碁プレミアムがスタートアップキャンペーンということで、9月末まで無料メルマガ会員に登録すれば全てのライブ中継・オンデマンド動画を視聴可能というので会員登録してみました。

囲碁将棋チャンネルの囲碁動画コンテンツはニコニコ動画の「竜星囲碁チャンネル」、スカパーの「囲碁オンデマンド」、囲碁将棋チャンネル直営の「囲碁プレミアム」、JCOMの「囲碁セレクト」などなど多数並立しておりまして、モノによってはそこでしか見ることが出来ない動画もあるようで、あまりユーザーにとって良い状況ではないように思います。
大人の事情でこうなってしまったのでしょうけれども、あまり美しい有り様ではないと言わねばならないかと。

文句はさておき、講座の動画をいくつか見た限りでは可も無く不可もない感じで、キャンペーン終了後にVODで月額1000円払う分にはそんなもんかなーと思います。
あとはコンテンツ次第ですかね。
前身の囲碁ビデオ時代は、動画で扱っている内容をpdfファイルでダウンロード可能なものもあったのですが、囲碁プレミアムでは申し込めば送ってもらえる形に変わったようです。

ライブ中継を見るためには500円払って単発で1日会員になるか、月額2000円払ってプレミアム会員になるかしないといけないのですが、月に何度もやるとは考えにくいライブ中継のためにVOD会員月額1000円からさらに月額1000円上積みってのはコストパフォーマンス的にどうかと思えるのですよね。
プレミアム会員を年間契約するとDVDや書籍の割引購入、イベントやプレゼントの申し込みが可能とありますが、果たしてそれらに魅力を感じる人がどれほどいるのか疑問に思います。

なので私としては自分のニーズに合ったオンデマンド動画のコンテンツがあるサービスを年単位もしくは月単位で入退会しながら使い分けていくことになるかなあという感じですね。
本ッ当に一つにサービスがまとまってくれないものですかねえ。

2.囲碁クエストその後。
レートは1564まで上がってきまして、レートで1700台、ランクで初段とか1級の人と当たることが多いです。
とにかく時間切れ負けが怖いので、時間に追われて石塔シボリ出来そうなところを妥協したり、もっと得にヨセられるところを損したりと、自分の部分的なヨミの弱さと遅さが浮かび上がってきまして、終局後に出力した棋譜データをeidogoで再生しながらねっとりたっぷりと検討するようにしています。
盤が狭い分だけキーポイントは絞られてきますからね。
その都度検討しているので日に何十局もは打てませんが、まあそこはぼちぼちとマイペースで、レートが安定するまで打っていこうと思います。
今のところ13路はノータッチでまずはとことん九路ですね。


2015年8月23日日曜日

囲碁クエストに目覚める。

恥ずかしながら今頃になって囲碁クエストに入れ込むようになってしまいました。
いえね、流行る前に見つけてタブレットにはインストールしてあって数局遊んだんですが、その頃は対局待ちにBotしかいなくて「駄目じゃん、コレ」と断ぜざるを得なかったのであります。
それが何か急に流行りだして「へー」とか他人事で見ていたのが少し前までの話。

引っ越してネット回線をNTTからJCOMに変えましたら、無線LANになったことでタブレットの使い勝手が飛躍的に上昇、使えねえ中華タブを引っ張り出してゴロゴロしながら囲碁系アプリをちまちまといじっているうちに囲碁クエストに入れ込むようになってしまいました。

PC向けのブラウザ版もあるにはあって、Chrome向けのアプリストアで入れるだけは入れておいたのですが、タブレットに入れたアカウントでログインすると表示されるパスワードがないとPC向けとアカウントが共有されないとか何気に面倒臭いことを言うので放置していたのですが、しっかりメモってPCでも出来るようにします。
何せ使っているのが中華タブでいろいろとクソなので、その辺由来の不具合で時間切れ負けするとかマジで勘弁でありますし、思った座標にタップ出来ずに一路ずれるとか普通にありそうで何だかイヤだとか、そういった個人的な事情でPC版メインでのプレイになります。

3分切れ負け、時間の自己管理が何より大切だよねって話なのですが、ああでもないこうでもないと考えるのが好きな性分なものですぐに時間を使い果たしてしまいそうでコワい、とか思っていたら露骨にこちらの時間切れ狙いで意味の無いところに打ってくる人が出てきました。
タブレットでパネルにタッチするとなるといろいろ怪しかったのですが、PC版ならマウスで予めパスにカーソルを合わせてカチリとクリックすれば良しということで、一手打つ毎に持ち時間1秒プラスのご利益もあってこちらの持ち時間が残り9秒からさっぱり減らないのを見て諦めがついたらしく終局に同意してこちらの8目勝ちです。
昇級がかかっていてどうしても負けたくなかったのか、単なる負け嫌な御仁だったのか知りませんが、この手の輩は多いんでしょうか?

PC版はタブ・スマホ向けより機能が制限されているとのことでしたが、目立って制限されているのは終局後の検討機能くらいかと思われまして、そんなのはSGF出力してEidogo辺りに読み込ませてしまえば好きなだけ検討出来ますから、今のところはほとんど気になりません。

現在、9路のレートが1398なのですが、上のレートの人と打ってみた感触ではもう少し上を狙えそうな感じです。


2015年8月22日土曜日

諸事雑感。

1.転居関連。
思うところあって引っ越しました。
家賃が共益費込で月5万9千円から4万まで下がりました。
その代わり最寄り駅変わらずで時間距離にして駅から5分遠くなりました。

引越しを契機に固定電話を解約しましてNTTのADSLも解約、音声系電話は携帯(PHS)のみとしてネットはJCOMに変えました。
これに伴い、ドリームキャスト購入時にISAO.netに加入して以来だから17年くらいになるのか、まあ長いことお世話になっていたプロバイダも解約しました。
プランの組み合わせがダメダメなので主だったCS放送をバッチリ見ることが出来るプランにはしなかったもので囲碁将棋チャンネルは現状見ることが出来ません。

引越しに際して不用品処分としてもう使わないPCをパソコンファームに引き取ってもらったり、ゲーム機やソフト本などを駿河屋に買い取ってもらったりとかいろいろやりまして、随分と物が少なくなりました。
駿河屋にダンボール三箱分の不用品を送ったら37800円と査定されまして、いいところ5000円ではないかと思っていたので望外の喜びでした。
何がそんなに高値で査定されたのやら。
因みに棋書は買取に出しませんでしたw

2.図書館関連
その後も葛飾区の図書館に遠征をかけまくりまして、江戸川区の図書館には置いてないものを中心にピックアップしています。

   


世界の新戦法は私レベルでも使えそうなものを見つけたので借りてきましたw
昭和囲碁風雲録は江戸川区の図書館にもハードカバーのものならあるのですが、たまたま手に取ったのが葛飾区の図書館だったという感じでw
序盤の手筋は調子に乗って江戸川区・葛飾区・市川市の図書館で合わせて17冊とか借りまくってしまいロクに読む暇も無く返却になってしまったもので、いろいろと自制した上で折を見てまた借りねばならぬなというところです。


江戸川区の方では清新町コミュニティ図書館と西葛西図書館にまで足を伸ばして、ぽつぽつ良さそうなものをピックアップしています。

 

必殺の詰碁はブックオフで108円で買った石榑九段の本が大層良い感じでしたので迷わず手に取りました。
実戦では手なりで正解と同じ展開になりそうな気がするのですが予め全部読み切るのは何とも悩ましいところですねえ。手筋の本が大層良い感じでしたので迷わず手に取りました。
置碁-白の作戦は白からのマギレ手の細解が基本手筋事典の置碁版といった感じで棋苑図書の「うわ手のワナ」より多くの筋を網羅していて、勉強のやり甲斐がありそうです。

まだ引越し後のあれやこれやが全て片付いたわけでもないものでなかなか落ち着かないのですが、ぼちぼち勉強するかなといったところです。