行きがけに神田神保町を通過したら歩道にワゴンが出されて古書が売られていましてイベントが行われているようで何事かと思ったのですが、後で調べてみたら「春の古本まつり・さくらみちフェスティバル」というイベントでした。
帰り道に立ち寄って八冊ほど棋書を買って帰ったのですがそれはまた別エントリにてということで。
決勝は囲碁将棋チャンネルで生中継されるということでYoutube公式チャンネルで中継されるのは準決勝のみで決勝はナシとなっていまして大人の事情とはいえちょっと残念な話でしたね。
チャンネル登録者や来場者が増えればこの辺の事情も変わるのですかねえ。
公開対局ということで壇上にセットが設置されまして、見慣れない景色が会場に出現します。
夫婦ペア碁トーナメントの時にもこういう形式があったように記憶していますが、あの棋戦は終了しちゃいましたしね。
解説はダンディなおヒゲの片岡聡九段で聞き手は相変わらずお美しい吉原由香里六段、対局しているすぐ横で解説するのでチクンさんなどを置くわけにも行かず、適任ですよね。
会場は150席くらいの設営で6割くらいの入りだったでしょうか、土曜日と言うことで平日開催の時よりも現役世代の来場客が多い目でした。
対局の方は両者二隅をコスミに打って四隅を互いにカカリ合うおもしろ布石で進行します。
江戸時代ならコスミを打つところですかねw
さらにコスミツケから鏡像のような上下左右で対称になる進行が続きまして、公開対局と言うことで両対局者が来場者や視聴者を楽しませようというエンターテイナー的なノリで噛み合ったというとことのようでしたw
このあと白番の河野臨さんがこの対称な展開から外してきまして、シチョウアタリを巡る駆け引きなどありつつ右上の模様の接点での競り合いで河野臨さんにミスがあって黒番井山さんが大儲け、そのまま押し切って中押勝ちとなりました。
局後に大盤で検討 |
特別協賛のフジッコから両対局者にカスピ海ヨーグルト1年分が贈呈されていましたが、毎朝自宅まで配達するわけはないので1年分と換算されたヨーグルトギフト券が贈られるということになるのですかね。
それでまあ今後なんですが日本棋院市谷本院など近場での大盤解説会は4月中は無い見通しで5月になってからの本因坊戦挑戦手合いを待たねばならないようです。
そういえば4月5日の本因坊リーグ最終節一斉対局は日本棋院Youtube公式チャンネルで中継されるということで、何か流れ的に本因坊戦挑戦手合はニコニコではもう中継されなくなり、今後はYoutubeに一本化されるように思えますね。
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