2016年6月1日水曜日

Weiqi.gs。

米欧で技術を持った変態が新しくオープンソースの囲碁対局サイトを立ち上げたそうで、その名を「Weiqi.gs」というのだとか。
最新のWeb技術の粋を集めて作ったブラウザベースの対局サイトということで、OSとブラウザを問いません。

向こうでは数学者やプログラマに囲碁愛好家が多いらしく、ブラウザベースの囲碁対局サイトの決定版が未だ出ていないことに不満を持つ人がチラホラいるようです。
bitzi氏もそんなプログラマの一人であり、鳴り物入りで立ち上げたKaya.gsは消滅し、KGSの脱Java・html5化の作業は遅々として進まず、Nova.gs(OGS)は彼の正直な意見としては腐ったユーザーインタフェースで話にならない、ということで現状に対して強い強い不満を持っていたのでした。
そこで技術のある変態であるbitzi氏は「もういい、ブラウザベースの囲碁対局サイトの決定版を俺が作る!」と立ち上がり数ヶ月に及ぶ作業の末に出来たのがこのα版・・・一応碁が打てる以上のものではない段階ですね、これは。

開発者も「まだ出来たばかりでこれからいろんな機能を追加していくから待っててね」みたいなことを言っているので、素直に待ってみますかね。

特徴的なのは立ち上げ当初からオープンソースでして、確かKaya.gsは資金が枯渇して開発を投げ出す寸前にオープンソース化したような覚えがありまして、立ち上げ当初からってえのは最近では珍しい気がします。
あと、持ち時間はフィッシャー方式でいわゆる一手×秒の時間管理は未対応とのことです。
レーティングアルゴリズムはGlicko2を採用とのことで、この点は正直よく分かりませんw

とにかく出来たてホカホカのα版サイトなので登録ユーザー数もやっと100人とかそんな感じですが、開発者がブラウザベースの囲碁対局サイトの決定版として自信を持って送り出す機能の数々が「マジでスゲえ!!11」ということなら人がわらわら集まってくると思われますので、お手並み拝見ですね。

あくまで個人的な意見ですが(予防線)、私はOGSのかなり独特なユーザーインターフェースがしっくり来ないもので、weiqi.gsにはOGSとは違った方向性を見せてもらいたいなあと期待しています。




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