2016年1月11日月曜日

年末年始の棋書。

1.手数を長く読む。
仕事の休憩時間にブックオフで100円でゲットした文庫本を読んでいるのですが、編集方針というか問題の分類が独特で全面的には同意出来ませんが、まあこういう分類のやり方もあるのかなと理解しているようなところです。



正解に至るまでの手数を三手、五手、七手、九手と分類しているのですが、必ずしも読む手数と問題の難易度は比例しないところがありましてどうなのかしらと違和感を感じずにはいられません。
分類の問題はさておき、なるほどねえと少し感動する問題もいくつかありましてよい感じの本ではありますね。

2.多少思ってたのと違う。
江戸川区の図書館で検索しましたらば少し気になっていたあの本が新着予定になっていたので早速予約を入れて借りてみました。


いかにも碁楽選書らしい、攻め合いの手筋を無理矢理分類して反復練習させるタイプの本ですが、もうちょっと難易度高い目かと思っていたら対象棋力が級から低段くらいだったので意外でした。
ただ内容は濃いけどボリュームが少なく、碁楽選書の中では薄い本になるので、買うより借りて済ませた方がいいのかなあと思います。

3.中国流をどうにかしたい。
有楽町囲碁センターに行った帰りに江東区立東大島図書館に寄り道しまして、新着と思われるこの本を借りてきました。


こちらが白番で相手に中国流に構えられた時に毎回地獄のように苦労するので何とかしたい一心なわけですが、六段突破を謳う本でも屁タレ低段の私が読んで何かしら足しになることはあるかもしれない、というところですね。
「このあと難しい戦いが続きます」とアッサリ切り上げるかと思えば何例もバリエーションを示すこともありで扱いにムラがあるような気がしてならないところが気になりますが、まあパート1ということですので続編に期待ってところでしょうか。
ただ後半部分については無理矢理問題形式に仕立て上げるよりは淡々と解説形式で説明してもらった方が良かったかなあと思います。
これ一冊、というかこのシリーズだけで中国流をどうにかしよう、というのはムシの良過ぎる話のようですので、図書館で中国流と見れば古いのから新しいのまで片っ端から借りるなどしていかないと私レベルの屁たれ低段者にはいろいろと難しいようですので満足な中国流対策を立てるにはもっともっと頑張らないといけないようです。

3.図書館欠乏症。
江戸川区の図書館がシステム更新作業だかで年末から1月13日まで閉館の上一切の業務を停止しているものでWebを含めて全く利用できませんで、随分と不便に感じています。
上述のような中国流対策事情から再開されたらWebで蔵書検索した上で中国流を扱った本を順次取寄せの上、借りていく予定でおります。




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