2018年3月5日月曜日

プロ棋士ペア碁選手権決勝大盤解説会。

プロ棋士ペア碁選手権2018、準決勝まで行われた2月の第一ラウンドでは大盤解説会は無料で抽選のうえで当選者のみということで、申し込みするも見事に落選しまして無念の極みだったのですが、今回の決勝では何かとくじ運の悪い私には珍しく当選しまして入場券のハガキが届きました。
ということで昨日3月4日の決勝戦の大盤解説会に行ってきました。

二階の大ホールだけで大体200席くらいの設営で、一階のエントランスホールにも30くらいの席が設営されていたりでしたが、満席で立ち見も出る盛況でした。
抽選で入場者数は限られているはずですが、当選券1枚で二人入場可能というところで主催側が想定していたよりも私みたいにぼっちでの来場者が少なく、ヨミが外れて満席になったということなのでしょうかね。

審判長である大竹さんからの挨拶。
参議院議員の橋本聖子から来賓挨拶がありまして、どうもペア碁をオリンピック種目にしたいペア碁協会が橋本センセイにいろいろお願いしているところからの筋のようです。
大盤解説が石田芳夫九段と小川誠子六段のオールドファンにはたまらないゴールデンコンビ、パンダネットでの解説が芝野虎丸七段という豪華キャストです。

ペア碁ならではの展開に秀芳さんダメ出し連発





















黒番が黄翊祖八段・鈴木歩七段、白番が井山裕太七冠・加藤啓子六段による決勝ですが、双方ペアの読みが噛み合わずにソッポに打ったり疑問手・悪手が飛び出したりで形勢が大きく入れ替わる、相方の意図や読みが理解出来ずにコウダテっぽい手を打って相方に手番を回すなどあり、ペア碁の醍醐味全開といった感じでした。
この展開に解説の石田芳夫九段は「今打ったのはどっち?」と悪手が出るたびに確認をしまして「気分的にはこの手で100目損です」などと辛口批評を連発していました。
イソさんがこの「気分的には100目損」と言わしめた大悪手を放ちまして挽回不可能になり白番井山・加藤ペアの中押勝ちとなりました。

局後に対局者を交えて検討。






















6階にある対局室の見学も可能ということでしたが、カメラでの撮影はOKでもスマホでの撮影はNGとのことでしたので行きませんでした。
局後にお楽しみ抽選会がありまして特製扇子やら対局者のサイン入り九路盤、ぐるなび2万円食事券、パンダネット一年分の利用権などが入場時に渡された抽選券の番号を読み上げる形で抽選されていきまして、まあ私は当然の如く当たらなかったわけですが、私がもらった抽選券の番号が284番だったか、開始時間間際に入場しましたのでその後の入場者が若干数と考えて大雑把に300名くらいの来場者があったと考えられそうでしょうか。
盛況だナー。

対局者四人並んで記念撮影






















16時に終了しまして帰りがけに神保町の古書店や幹線道路沿いのブックオフなどに寄り道して4冊ほど棋書を買ったのですがそれはまた別エントリにて。


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