2018年3月17日土曜日

センコー杯ワールド碁女流最強戦大盤解説会。

入場料が1000円とお安かったので日本棋院市谷本院で行われた大盤解説会に行ってきました。
が、家に帰ってからYoutubeの日本棋院公式チャンネルでこの大盤解説会が中継されていたのを知って激しく脱力してしまいました。
小雨パラつく中強行軍で行って来たのに・・・家でPCの前に寝転がって見れたんじゃないかよう。
でも中継を倍速で再生して確認してみたら見易い画面構成への試行錯誤というか悪戦苦闘があってAIの評価値の表示とかで結構苦労していたみたいですね。
段階的にこなれていって見易くなっていくとは思いますが。

Yotubeの中継の話はさておき現地大盤解説会の様子の話に戻りましょう。
開始10分前に会場入りした時点で20人くらい、その後じわじわと増えていきましたが60人くらいですかねえ。
席の設営が150らしく、まあガラガラと言って良い状況でした。


開始前、マジでガラガラでござるの図






















少額でも金を取るということになると本当に人が来ないですねえ。

黙ると死んじゃう病にり患しているのか連れの女性に向かって常時喋っている爺や、会場をやたらとウロウロ動き回る運営関係者、ガラガラの客席後方で何やら話し込む運営関係者などありましてYoutubeで中継を見ている分には分からない要素がいろいろありまして前半はかなりイライラしました。
LG杯やペア碁選手権、プロアマ名人戦なんかでは気にならなかったんですが、このセンコー杯はひどかったですねえ。
無料なら文句など言いませんが、入場料1000円取っておいてこれかよと。


解説が依田紀基九段で聞き手が中島美絵子二段でした。

対局内容の方はと言いますと、Youtubeの中継動画で依田さんの意見では、まず3位決定戦の方は最初右下隅の大ゲイマシマリに対する折衝が白厚くてこの辺から黒番の里菜ちゃんはジワジワと離され始めたのではないかと。

AI発の新定石ですが・・・


















あと右上隅ツケオサエからの折衝では黒63で抱えずにAへ一本ノビておけば上辺ヒラキに先行で来ていたのではとのことで、ここでも相手にポイントを稼がれてしまったようです。

カカエずにAへノビ























そんな感じで離されていって投了時には盤面でも黒悪いくらいの差になっていたとのことでした。

決勝の方は黒番の黒嘉嘉さんが黒51の左下隅三々に入って中で生きたのが良くない判断で、左辺の大石が弱くなる結果となり、野狐の絶芸解説でもここのワカレで黒の勝率が30%を割り込んではっきり白優位になったようでした。



























黒嘉嘉さん、明かな非勢にあって1分の秒読みに追われて時間切れ負けという結果になってしまいました。
局後の検討でも対局者双方が三々入りはおかしかったと語っていました。

里菜ちゃん力及ばず





















ナマで見る黒嘉嘉さんは想像を上回る美女でした






















優勝した於之瑩六段






















それで与太話の類になるんですが、黒嘉嘉さんが写真で見る以上に絶世の美女でした。
化粧や着る服に飾り気が少ない他の女性棋士とはレベルやステージが根本的に違うというのもあって余計に際立っていました。
スレンダーなモデル体型に体のラインがくっきりするタイトな服を着ていて、あれは一種の勝負服なのかなと愚考しちゃうくらい周囲から浮き上がって素敵でした。

Youtubeでこの大盤解説会が中継されるのなら無理して行くことも無かったかと思うのですが、ナマで黒嘉嘉さんを見て女神であると確認できたのでこれはこれで良しとしておくかなというところですかね。


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