お目当てにしていた本が無かったので、棋譜並べ用に一冊と手筋強化用に一冊。
最近は朝に時代劇の再放送を見ながら棋譜並べする習慣が身に付きつつありまして、並べ易くて分かり易い打碁集の需要が黒森さんの中で高まりつつあるのです。
うわ手のすなる棋譜並べというものを、した手のオイラもしてみむと何とかかんとか、今のところ効果なんて微塵も感じませんが、そのうち何かご利益があるんですかねえ。
そして「俺がこんなに駄目なのは筋と形に明るくないからに違いないのです」という悲嘆まじりの自己分析、裏返せば「筋と形に強ければ大体のことは何とかなる!」という願望まじりの手筋のファンダメンタリズムにかぶれている私は何だかどんどんイカれたバランスに向かって止まらない暴走機関車になりつつありますが、今のところはソコソコ楽しいのでまあいいかなだなんて思っているのです。
ついでに駅から少し離れたブックオフへ。
物色しているうちに下痢腹が暴れだす事案が発生、信号の反対側にあるコンビニでトイレを借りて爆音を轟かせるなどありましたが、無事108円で1冊購入します。
カバーがよれて多少黄ばみもありますが詰碁を解く分には全くの無問題、良い買物ダス。
来た道を戻って新行徳橋で江戸川を跨いで市川中央図書館に向かいます。
とにかく部分的な手筋で優位に立ってあとはそのまま押し切ってしまえという物凄く頭の悪い囲碁を標榜する私にとってはページの大半を部分的に優位に立つ基本形を紹介することに費やしてくれているこの本は需要と供給ががっちりとマッチした本なのであります。
マイコミの本なのに東京創元社の碁楽選書シリーズによくある形式だなと思ったら著者と訳者が同じでした。
「シノギの急所」は家に帰ってからリュックから出して「あれ、何で俺はこの本を借りたんだっけ?」と覚えの無い本に困惑、まあ良い本なので他の本を読んでいる合間にぽつぽつ読むかなというところです。
おっかしいなあ、「よし、この本を借りて帰ろう」と思った覚えが無いんだよなあ。
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